[懐中電灯・フラッシュライト用語集] モールス信号

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用語

モールス信号

説明

モールス信号とは、短い信号と長い信号の2種類だけを組み合わせて文字を表す手段のことを指します。

モールス符号(モールスふごう、英語: Morse code)は、電信で用いられている可変長符号化された文字コードである。モールス符号を使った信号はモールス信号と呼ばれる。

出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/モールス符号

引用文の”可変長符号化”が、短い信号と長い信号の2種類のことを指します。

信号って何?って感じだと思いますが、実はすごく単純です。

音なら長い音と短い音、光なら長い点灯と短い点灯など。長いと短いを表せるのであれば何でも代用できます。手の平のグーとパーでもいけるでしょうし、見つめ合ってるなら瞬きや口の開け閉めでもいけます。長いと短いを伝えることができれば何でもいいのです。手を握っていれば、握る力の強弱でも伝えることができます。

モールス信号は、アルファベット(英文)ならA〜Z+記号類、ひらがな(和文)ならあ〜ん+記号類+濁点類の文字ひとつひとつに、複数の短いと長いの組み合わせパターンが割り振られています。

例えばアルファベットのAなら「・—」、Bなら「—・・・」となります。(全部見たい方はこちら

(例)アルファベットのAをモールス信号で表す

例えば「・—」(Aのこと)を音や光で表すと以下のようになります。

音の場合 プ プー
光の場合 短い点灯 長い点灯

(例)アルファベットのABをモールス信号で表す

例えば「・—」(Aのこと)と「—・・・」(Bのこと)を音や光で表すと以下のようになります。

音の場合 プ プー(間隔をおく)プー プ プ プ
光の場合 短い点灯 長い点灯(間隔をおく)長い点灯 短い点灯 短い点灯 短い点灯

このように、モールス符号で定められた短い信号と長い信号を組み合わせてゆくことで、単純な音の有無や、光の点滅であらゆる文字を送り、受取ることができます。これがモールス信号です。

テレビなどで目にするシーンといえば、洋上を航行する艦船同士が、シャッター付きのサーチライトを互いに向け合って、チカチカやってますよね。あれがモールス信号によるやりとりです。伝えたい側は文字1つ1つをモールス符号に沿って点滅パターンに置き換えて、ライトの点滅で相手に伝えています。受取る側は双眼鏡などで相手のライトの点滅を見ながら、点滅パターンをモールス符号に沿って文字に置き換え、意味を理解するという仕組みです。

モールス信号の中には、世界中で誰もが知っていて使用できる重要なパターンとしてSOS(救難信号)があります。詳しくはSOS救難信号をご覧ください。

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