[懐中電灯・フラッシュライト用語集] ハードアナダイズド(硬質アルマイト処理)

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用語の一覧は懐中電灯・フラッシュライト用語集INDEXをご覧ください。

用語

ハードアナダイズド(硬質アルマイト処理)

説明

アルミを保護するために加工される酸化皮膜処理(アルマイト処理)のうち、皮膜に厚みがあり皮膜セルが密となる処理のこと。被膜は無色透明なため、表面の色で判断することはできない(ハードアナダイズド色というものはない)。

アルマイト処理

酸化処理によってアルミ表面に被膜を得る加工をアルマイト処理といい、軟質で酸化や化学反応など耐候性に劣るアルミを外的要因による劣化から守ることができる。

普通アルマイト処理と硬質アルマイト処理

一般的な厚みの処理を「普通アルマイト処理」、厚みがあり保護性能の高いものを「硬質アルマイト処理」という。

硬質アルマイト処理(ハードアナダイズド処理)

硬質アルマイト処理皮膜は硬度が高く、耐摩耗性に優れた強靱な皮膜が得られ、航空機部品などでも使用されている。硬質アルマイト処理のことをハードアナダイズド(ハードアノダイズド)処理ともいい、同義である。本体にアルミを使用した懐中電灯・フラッシュライトのほとんどがハードアナダイズド処理を施されてる。

アルマイト処理は素材表面の科学的変化でありメッキではない

アルマイト処理はアルミ自体の表面を科学的に酸化させ、酸化皮膜を成長させることから、金属に別の金属を重ねるメッキとは本質的に異なる。

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